インプラントとは、虫歯や歯肉の病気、あるいは怪我などのアクシデントによって、失われてしまった歯の場所に、歯根に代わる人工の歯根(インプラント)を植え込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法を「インプラント治療」といいます。
インプラントは「第2の永久歯」といわれるほど機能的にも見た目にも、天然の歯にもっとも近く、近年インプラントの治療を受ける方が急速に増えています。
全身状態の問診と口腔内の状態の診査を行います。 あごの骨の量と質を記録するため、口の中の型を取り、レントゲン・CT撮影を行います。 これらのデータを用いて、一人ひとりに適した治療計画を立案します。
局部麻酔をかけて、インプラント体を埋め込みます。 インプラント体と骨が結合するまで、期間をおきます。 期間は、インプラント体の種類や骨の健康状態、体調などによって異なります。
インプラント部分の精密な型取りを行います。 それぞれに適したアバットメントのデザインを選択し、装着します。
アバットメントに適合し、患者さんの歯の形と色に合わせた人工歯を作ります。 口腔内にぴったりと合うことを確認し、インプラント体の上に取り付けます。
毎食後、就寝前に天然歯と同様、丁寧に歯磨きをしてください。 歯ブラシは柔らかいものを使用し、定期的に交換するようにしてください。 定期的なメンテナンスを受けてください。
当医院ではストローマンインプラントシステムを採用しております。
ストローマンインプラントシステムは、
スイスで開発された25年以上の臨床実績と精密技術をもつインプラントで、
世界40カ国以上でストローマンインプラントシステムが使用されています。
現在、日本で最も使用されているインプラントの一つです。
安全性を最優先したインプラントの為、専門のトレーニングを受けた医師のみ取り扱いができます
通常のインプラントは2回法でおこないます。 フィクスチャーと呼ばれる歯根部分を取り付け、約1.5ヶ月〜6ヶ月間安静にして完全に骨と結合するのを待ちます。 その後、歯肉を切開し、フィクスチャーと人工歯を接続するアバットメントを取り付け、 人工歯と呼ばれる歯冠をとりつけます。
ストローマンインプラントシステムは、
ストローマン社が独自に開発した特殊な表面構造により、骨との結合を促進します。
そのため、外科手術は1回で 終わらせることができます。
これにより、インプラント体と骨との早期の結合が期待でき、早ければフィクスチャー埋入後約6週間という短期間で上部構造を装着することが出来ます。また、強度も高く半永久的に使用することが可能です。
※状態によりましては、2回法になる場合もございます。